フルウィッグの仕上げをしました(画像付)

皆様こんにちわ!ヘアメイク担当 オーナーのひろしです。
先日日舞の演者のお客様から今度の舞台で使用するウィッグを作って欲しい、との素敵なご依頼を頂きました。この方は男性で演じる役は女形、役のイメージなど細かくカウンセリングさせて頂きいざ製作へ!
ぴったり頭にはまるウィッグを作るには本来なら頭の形を正確に測り、欲しい長さなどウィッグメーカーさんに伝えて人工皮膚に髪を植え付けて作ってもらうのが理想ですが、今回は急ぎのため既成の人工皮膚付フルウィッグを使って和髪に結い上げる事にしました。
まずは人形の頭をお客様の頭の形に似せるため成形します。


頭の形が決まったらウィッグを被せます。


ホットカーラーで全体を巻き


仕上げていきます。後日お客様に被って頂いて最終調整するため今回はスプレーもほどんどかけずピンも最低限の量しか使ってません。仮仕上がりの状態はこんな感じ


後日お客様にご来店いただきリハーサルをさせて頂きました。
その時の様子がこちら


調整箇所を細かくチェックして一度解き改めて仕上げます。

コロナ禍で舞台上演が難しい中ようやく板に上がれる、と演者さんからものすごい気迫を感じました。舞台の成功のため、演者さんに一番に輝いてもらえるよう全力でウィッグを仕上げます!
本番当日朝にウィッグをお渡し衣装の着付けもさせて頂く予定です、その時の様子はまたレポートしますね!